オプション取引を中心に、日経225先物、日経225オプション、などデリバティブ(デリバティヴ)取引を研究します。
このページの情報は
2006年8月9日19時50分
時点のものです。

オプション取引は、複雑な金融工学に基づいて形成されています。ブラックショールズ式をはじめとしてオプション取引のためには理解しづらいものがあります。プット、コールなど基本的なオプション取引の事項を理解するためには、日々の勉強が欠かせません。そんなオプション取引に挑む人々を応援する、オプション取引研究所です。主に、日経225先物オプションを中心に扱います。
斎藤 精一郎

大崩壊が始まるとき―金融恐慌と「三つのバブルの物語」

大崩壊が始まるとき―金融恐慌と「三つのバブルの物語」

人気ランキング : 376230位
定価 : ¥ 580
販売元 : 日本経済新聞社
発売日 : 2002-04

価格 商品名 納期
大崩壊が始まるとき―金融恐慌と「三つのバブルの物語」
読んでいて面白かった

チューリップバブル等の発生から崩壊までの様子が
高校生の自分にでも分かるような小説のようにまとめられている。
サラリーマンや経済学部の学生、株式投資家、そして
かつてN○T株が永久に上がり続けると妄信した末に大損こいた
大マヌケは一度読んでおくべき。

バブルはどこに消えた?

 本書は、17世紀オランダのチューリップ投機、フランス革命以前のミシシッピ開発、そしてイギリスの南海泡沫事件について書いた本です。1988年に単行本として発行された本の文庫化なので、日本のバブル真っ盛りの時期の挿話が盛り込まれており、ついつい対比してみてしまうところに難がありますが、ストーリーとしては非常に面白いです。社会的な大きな流れの中で、バブルの熱狂に翻弄される人々の姿が、哀しくもありおかしくもあり。
 ただ私は、著者の、バブルは拝金主義のあだ花であり、傲慢さの現れであるという主張はちょっと感情的な議論のような気がしますし、それを主張するためにこの3つの話を世に著し、あるいはこの3つの話からそれだけを読み取るのは多少薄いような気がします。この3つの!逸!!話は、それにとどまらず、経済的に示唆されることが多いです。たとえば、ミシシッピ開発の話のローの政策は、今の管理通貨制度とどう違うのか、それはなぜなのか、などと思索を広げていくと、単なるバブル悪玉論ではないところにたどり着くと思います。ひょっとしたら、こんなデフレの時期でも、どこかに見えないバブルがあるかも・・・
 著者の意図と関わりなく、本書は、経済と人間の関わりについて、色々考えさせられる良書です。

世界が経験した3つの経済破綻とは

 本書は、実際に世界が体験した経済破綻を元にして日本のバブル崩壊を冷静に見つめ直したもの。オランダ経済を大混乱させたチューリップ球根の投機恐慌、フランス財政を危機に陥れたミシシッピ計画、イギリスの経済恐慌・南海泡沫事件と3つの経済崩壊の物語を本書読んで初めて知りましたが、これらの物語は日本にも教訓となるものばかりです。しかし人間のお金に対する愚かさ、そして脆くも崩れ去る経済の崩壊は読む価値がありました。著者の独自の視点も的を得ており、ノンフィクションとしても勉強になる1冊です。

オプション取引、日経225先物、日経225オプション、株式取引、投資信託。
このページのトップに戻る
『オプション取引研究所(日経225先物オプション、日経225オプション)』はAmazon.co.jpのウェブサービスによって実現されています。
Copyright 2005 オプション取引研究所(日経225先物オプション、日経225オプション) All rights reserved.